インボイス対応で活用できる補助金とは? - 新制度「省人化・省力化補助金」の概要

インボイス対策に使える補助金制度の紹介

インボイス制度の基礎知識 - 何が変わるのか?

インボイス制度は、消費税の透明性を高め、税の適正な納付を促進するための新たな制度です。この制度の導入により、事業者は「適格請求書等保存方式」とも呼ばれる新しい手法を用いて、消費税の課税売上と控除額を明確に管理する必要があります。具体的には、消費税の課税取引において、課税事業者が発行する請求書には一定の要件を満たした「適格請求書」として、事業者の登録番号などを記載する必要があります。

【インボイス補助金】インボイス対応・インボイス対策に補助金が活用可能に

インボイス制度は、特に中小企業にとって大きな影響を及ぼします。従来のやり方から変更が必要となり、新しいシステムへの移行や従業員の教育が求められます。これに伴う負担を軽減するため、政府は2024年に新たな補助金制度「省人化・省力化補助金」を設けます。

【インボイス対応に使える補助金】省人化・省力化補助金

この補助金は、インボイス制度への対応に必要な経理システムの導入などを支援し、中小企業の省人化・省力化を後押しします。

インボイス制度は、消費税の適正な管理と公平な取引を促進するための重要なステップですが、事業者には新たな義務と負担が伴います。このため、補助金制度の活用は、スムーズな移行を支援し、中小企業の負担を軽減するための鍵となります。

インボイス制度の導入と人手不足問題 - 省人化省力化の必要性

インボイス制度の導入と人手不足問題は、日本のビジネス環境において相互に影響を与える重要な要素です。インボイス制度は、事業者が消費税の課税売上と控除額を明確に管理するための新しい手法を導入するもので、特に中小企業にとって大きな変化を意味します。インボイスでは、課税取引に関する請求書に事業者の登録番号などを記載する必要があり、従って、適切な管理と記録保持が不可欠です。

一方で、日本の多くの業界では深刻な人手不足が続いています。特に中小企業では、限られたリソースの中で業務を遂行する必要があるため、新しい制度への対応は追加の負担となり得ます。インボイス制度の導入に伴う追加的な事務作業は、既に人手不足に悩む企業にとってはさらなる圧力となります。
そのため、多くの企業はこの新しい要求にどう対応するかという課題に直面しています。

インボイス対応のために補助金を使うことでデジタル化・自動化の機会にもなる

しかし、この状況は、デジタル化や自動化の推進という点で潜在的な機会にもなります。インボイス制度への対応を機に、多くの企業が業務プロセスのデジタル化や自動化に向けた投資を検討しています。これは、長期的には効率の向上と人手不足問題の緩和に寄与する可能性があります。さらに、政府はこの制度の導入を支援するために、関連する補助金や支援策を提供しているところもあります。

総じて、インボイス制度と人手不足は、日本の中小企業が直面する二重の課題です。しかし、これを機に業務のデジタル化や効率化を推進することで、企業はこれらの挑戦を乗り越え、長期的な競争力を高めることができるでしょう。

インボイス対応に活用できる省人化・省力化補助金の創設

中小企業の自動化向け投資をターゲットにした省人化・省力化の補助金は、販売、生産、オフィス業務の自動化を目的とした機器投資を対象としています。政府は、インボイス制度の普及と定着を目指し、相談サポートの強化も含めて計画を進めています。岸田文雄首相は9月末の閣僚会議で、インボイス制度の導入と定着を支援し、「取引の状況改善やデジタル取引、自動化の促進」を経済対策に含めるよう指示しました。

今後は、適切な税率と登録番号を含むインボイスがなければ、事業者が販売時に支払う消費税から仕入れ時の消費税額を控除する「仕入れ税額控除」が原則適用されなくなります。この変更により、事業者の間では、増加する事務作業と税の負担に対する懸念が高まっています。

事業者のインボイスへの不安を解消するためにも活用できる省人化・省力化補助金は、2024年に実施される補助金制度の中でも注目を集める予想です。

【インボイス対応に使える補助金】省人化・省力化補助金の補助対象

効率化・自動化のできる製品を導入し、人手不足を解消!人件費などのコストも削減できます!

ロボット製品

  • 配膳ロボットや清掃ロボット
  • 産業用ロボット
  • 介護用ロボット
  • ドローン
  • 受付ロボット

AI製品

  • AIの音声認識や自然言語処理技術を利用したシステム
  • AIチャットボット
  • 入退室の管理業務AI
  • 生産工程を自動化するFA(ファクトリー・オートメーション)へAIの活用
  • セルフレジのシステム

IoT製品

IoTとは、インターネットを通じて、センサーや通信機能を持った物(製品)のことです。
身近な例でいえば、スマホからオンオフできるエアコンなどの家電、生体反応を感知して計測するスマートウォッチなどがあります。
企業の省人化・省力化に使用できるIoT製品が補助対象になります。

インボイスに対応するための経理システムも補助金対象になる予想

経理システムの導入も補助対象になることが予想されています。

【インボイス対応に使える補助金】省人化・省力化補助金の補助金額は最大1500万円

補助金額は、最大1500万円となっています。従業員数に応じて補助金上限額は変わります。詳しくは下記の記事もあわせてお読みください。

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省人化・省力化補助金の概要

省人化・省力化化補助金は、事業の作業プロセスを最適化し、地域企業の賃金向上(賃上げ)や新規投資を刺激する目的で設定される予定です。 具体的には、多目的利用可能な設備やロボット、AIの活用(投資・導入)をサポートすることで、手作業・人力中心の業務から効率化・自動化への転換を実現します。 これまでの中小企業向けの補助金には、「IT導入補助金」や革新的な設備への投資を促進する「ものづくり補助金」がありましたが、直接的に労働力不足に対応するための補助金は存在しませんでした。 新たな省人化省力化補助金は、労働力不足とインボイスへの対応に直面している中小企業にとって、有効な支援策となるでしょう。

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省人化省力化補助金申請は自社で行う?専門家に依頼する?

自社で補助金申請する場合

自社で補助金申請するメリット

  1. コスト削減:専門家に依頼する費用がかからないため、経費を節約できます。
  2. 経営状況の理解:申請プロセスを通じて、自社の事業計画や財務状況に関する深い理解が得られます。
  3. 直接のコントロール:申請の進行状況や内容を直接管理できるため、自社のニーズや戦略に合わせた調整が可能です。

自社で補助金申請するデメリット

  1. 専門知識の不足:補助金申請の専門知識がない場合、書類の不備や手続きの誤りが生じるリスクがあります。
  2. 時間と労力の消費:申請プロセスは複雑で時間がかかり、通常の業務に支障をきたす可能性があります。
  3. 成功率の低下:専門家に比べて申請の成功率が低くなる可能性があります。

行政書士に頼む場合

行政書士に補助金申請を依頼するメリット

  1. 専門的な知識と経験:行政書士は申請手続きの専門家であり、書類作成や手続きの誤りを減らすことができます。
  2. 時間の節約:申請に関わる煩雑な作業を代行してもらえるため、自社のリソースを他の業務に集中できます。
  3. 成功率の向上:専門家の支援により、申請が受理される可能性が高くなります。

行政書士に補助金申請を依頼するデメリット

  1. コスト:行政書士への報酬が必要となるため、初期投資が増えます。
  2. 間接的な管理:申請プロセスを外部に委託するため、直接のコントロールが少なくなります。

補助金申請は、その複雑性と重要性を考慮して、自社の状況やリソース、目的に最適な方法を選択することが重要です。

行政書士に補助金申請を依頼するなら↓

省人化・省力化補助金の申請サポートは行政書士野崎明穂事務所へ

申請サポートのご相談・ご予約はこちらから↓

【全国対応】省人化省力化補助金の申請代行予約【2024年公募開始】

省人化省力化補助金の申請代行・サポート受付開始 2021年より始まった事業再構築補助金や、ものづくり補助金を中心に、中小企業・個人事業主(フリーランス)に向けた補助…

インボイス対応に使える補助金 まとめ

インボイス制度の導入は、中小企業にとって大きな転換点となります。この制度は消費税の適正な管理を求める一方で、特に人手不足に直面している企業には追加の事務作業という形での負担をもたらします。しかし、これは同時に、業務のデジタル化や自動化への投資という新たな機会を提供しているともいえます。

政府が提供する省人化・省力化補助金は、この過渡期における企業の負担を軽減し、より効率的な業務プロセスへの移行を支援します。

補助金申請においては、自社での手続きと行政書士への委託という二つの選択肢があります。どちらを選択するかは、企業の現状、リソース、目的によって異なります。コスト削減を優先するか、専門知識と効率を重視するかによって最適な選択が決まります。

最終的に、インボイス制度への対応は中小企業にとって重要な課題です。しかし、適切な支援と戦略的なアプローチにより、この挑戦を乗り越え、長期的な競争力を高めることが可能です。補助金制度の活用は、この過程で非常に重要な役割を果たします。

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インボイス対応・インボイス対策補助金の申請代行対応地域

北海道/青森県/岩手県/宮城県/秋田県/山形県/福島県/茨城県/栃木県/群馬県/埼玉県/千葉県/東京都/神奈川県/新潟県/富山県/石川県/福井県/山梨県/長野県/岐阜県/静岡県/愛知県/三重県/滋賀県/京都府/大阪府/兵庫県/奈良県/和歌山県/鳥取県/島根県/岡山県/広島県/山口県/徳島県/香川県/愛媛県/高知県/福岡県/佐賀県/長崎県/熊本県/大分県/宮崎県/鹿児島県/沖縄県

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